02
いちいちつまづいて不器用。
生きていくことをどうしてもうまくできない
おんなのひとが集う下宿。
一緒にごはんを食べたり、
毎日言葉を交わして、
いろんなシーンを共有するけれど
だけど、互いの生活には関与せず、
みんなそれぞれきっぱりと、「ひとり」だ。
このドラマに出てくる人たちが大好きなのだけれど、
・嘘をつかない。(つけない)
・口下手。
・お仕事でびっくりされるような行動をとる。
・すぐに泣く。
・気持ちに、頑固すぎるほど正直。
なんて項目にすると、
とても他人とは思えなくなってくる。
脚本家もきっと、そういう人なのだろうなと思う。
地味だったり、かと思えば
急に変化が起こったり、
淡々としているようで、実はかけがえなくて、
身の回り、自分の世界のあらゆることが
一辺倒のことばや表現では語りつくせないということを
何度も、何度も観るたびに
思い出させてくれる。
だからこそ、魂にうたれるのかもしれない。
絆さんは27歳で、わたしは今年25歳。
あんなふうに、まっすぐに生きていきたいです。
すいか/木皿泉
小林聡美 主演
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